今日11:31頃に東京湾を震源とする大きな地震が発生しましたね。
震源地は東京湾 ( 北緯35.0度、東経139.8度)で震源の
深さは約100km、地震の規模(マグニチュード)は5.4と推定されます。 気象庁
地震の際はいち早く会社のデスクの下に潜り込んでTwitterのTLで情報収集していたのですが、
”ゆれくるコールが鳴らなかった”や”ゆれくるコールが揺れた後に来た”などの声が多く見受けられたので、今日はiPnoneでもAndroidでも提供されているゆれくるコールについて少し調べてみました。
ゆれくるコール for iOS
まず、ゆれくるコールの開発元のアールシーソリューション株式会社のページを見ますと
気象庁の提供する緊急地震速報に基づいて速報が行われている事が記されています。
これまでにも、気象庁による誤報や震度の過大評価や緊急地震速報自体が未発表という事例が
ありました。
この辺りの事はゆれくるコールサポートページにも記されていますのでご確認頂きたいのですが、
地震発生時にゆれくるコールが鳴らなかったというのは気象庁の緊急地震速報自体が未発表だったという事も想定される訳で、緊急地震速報が改善の余地をはらんでいる事を予め認識する必要が有りそうです。
今回、揺れが発生した後にゆれくるコールから通知があったというツイートも数多く拝見しましたが、
震源地に近い場合は緊急地震速報が強い揺れに間に合わない事もアールシーソリューション株式会社のページに記されております。
あくまでも私見ですがゆれくるコールが鳴らなかったという方は地震発生時の電波等の状況も
考慮する必要が有ると思います。
また、アプリ自体の設定もきちんと設定する必要が有ると思いますので、
ここではゆれくるコール for iOSを使って簡単にご説明します。
アプリを開いて左上の設定をタップ
通知震度と予測地点を設定して保存でOK
更にiTunesのカスタマーレビューにも「一度の地震に対して5~6回も通知してどうするんだ」的な声も
寄せられていますが
ゆれくるコールサポートページに以下のように記されています。
このアプリでは、気象庁より配信される高度利用者向け緊急地震速報を利用して通知を行っています。
高度利用者向け緊急地震速報は、1回の地震に対し、精度を上げながら複数回配信されます。
情報の精度を高める事は大変重要だと思いますし、アプリの仕様というよりも大元の気象庁の仕様である事も予め理解しておきたいですね。
更にマナーモード時でも音がなるようにして欲しいという方も結構いらっしゃるようですが、Appleの規定によってアプリ側からマナーモードを解除させるような挙動は認められていないようです。
また、iOS5からはiPhoneにも緊急地震速報がデフォルトで搭載されましたが、こちらは各キャリアが提供しているようでau版iPhoneは電池の消耗に影響が無いと言われていますが、softbank版iPhoneは電池の消耗がかなり激しくなると言われています。iPhoneの場合、緊急地震速報はデフォルトでOFFになっておりますので、ゆれくると両方併用するとリスクヘッジになりますね。
緊急地震速報;緊急速報メール(緊急地震速報+災害・避難情報)|ソフトバンクモバイル
災害に備える|iPhone|au
Togetter-iPhone・iOS5の緊急地震速報をオンにすると、ソフトバンク版は電池の消耗が大きい
こちらも重要な事ですので設定方法を紹介しておきます。
まずはホーム画面から設定をタップ
次に通知をタップ
一番下の緊急地震速報をオンにすれば完了です。
私はアールシーソリューション株式会社とは何の関係もございませんが、大切な事だと思われましたのでエントリーを書きました。
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