祝iPhone5発売記念;Appleのデザインについて考えてみた

スポンサーリンク

いや〜遂にiPhone5発売されましたね。今回も4インチ化Lightningドックツートンカラー
LTE対応等々話題は尽きない訳ですが、新機能について触れているメディアは沢山あるので、

今日はAppleのデザインについて思うところなどを述べてみたいと思います。

もう何時間かするとNASDAQのマーケットも開いてiPhone5を発売したAppleへの
市場の評価がある程度下されるでしょう。

このiPhone5についてTwitterの反応を見ると「革新性が無くなった」とか
リーク通りじゃないかガッカリ」など、どちらかというと失望の声が多いようです。

しかしながら、Appleって毎回毎回斬新なデザインだったっけ?とか思うわけですハイ。

勿論MacBook Airのくさびデザインや質実剛健といった趣のMacBook Proなど他の追随を許さぬ独創性は見られるのですが、初代iPodとか今見ると普通だなとか思ったりもする訳ですハイ。

Five iPods
Five iPod; Photo by mcwetboy

で、Appleのデザインについてデザイン部門のチーフ ジョナサン・アイブは過去のインタビューで
こんな事言っていました。

“過去16年間にわたり私達が手掛けてきた作品を見て貰えればわかると思うのですが、その間におけるデザインの大きな変化というのは、主要部品の形状が変わったことによるものです。そこに注目して貰えれば、使用する部品を、私達が美的に、誠実かつ明確に扱おうとしていることを理解して貰えるでしょう”ーCasa BRUTUS 2012年3月号より-

また、この様にも述べていますよ

”どこか新しい、これまでと違うからといって、それが良いものだとは限らないのです。デザイナーとして私たちがやろうとしてきたことは、新しいものや違ったものを作ろうというのではなく、ただより良く(=better)しようということです。ゴールは”より良く”であり、”新しい”でも”違う”でもないのです。これこそが私達のデザイン哲学の最も大事な点であり、長所だと考えています”ー同じくCasa BRUTUS 2012年3月号より-

つまりシンプルで素材と誠実に向かいあい、時代と共に変化し生活にスムーズに溶け込むデザインこそが
Appleのデザイン哲学なのかもしれませんね?

先日某所のAppleストアに行ったのですが、言葉を発せられない聾唖者の方がGenius Barに
いらっしゃっいました。

Apple storeの方はごく自然に対応なさっていて、近くにあったMacbook Proのテキストアプリで丁寧に,
それはそれは丁寧に対応なさっていました。

デザインは元より最大限のCS(カスタマーサービス)とUX(ユーザーエクスペリエンス)を提供する
というAppleの強い意志が感じられた瞬間でした。

スティーブ・ジョブズが亡くなられて早1年が過ぎようとしていますが、その精神は永遠なのかもしれません。今日はちょっとした徒然日記でしたね。ご拝読有り難うございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました