新型コロナウイルスの感染拡大阻止のための緊急事態宣言下で、
とりわけダメージを受けている飲食業界。
筆者も小規模の飲食店運営に携わっておりますので、
大変困難な状況を目の当たりにしております。
こうした状況に対し腕を組んでじっとしている訳には参りませんので、
小店も色々対策を検討しました。
・キャッシュインを増やす施策ー雇用調整助成金の活用(短縮休業の検討)、
借入の検討(日本政策金融公庫、商工組合中央金庫)、都道府県で実施されている感染症拡大防止協力金(※神奈川県などは夜間営業時間の短縮をした場合10万円支給される)の受給、テイクアウトやデリバリーサービスのスタート
・キャッシュアウトを減らす施策ー固定費削減(家賃減額の交渉ーこれについては政府の方で支援<補助>の声が高まりつつある)、電気・ガス料金の支払猶予の検討、
納税猶予の検討
このうち、本日はUber Eatsや楽天デリバリー、出前館やテイクアウトアプリmenuといったアプリ・サービスを活用してテイクアウトやデリバリーサービスを開始する事にスポットを充てて紹介して行きたいと思います。
因みに小店は初期投資などを出来るだけ抑えた形で事業を継続させていく事とし、デリバリー業務は行わず(対応せず)テイクアウトのみで当面対処をしていく事と致しました。その前提で読み進めて頂けたら幸いです。
Googleマイビジネス について
まず最初に始めておきたいのはGoogle マイビジネスです。
今回の新型コロナウイルス感染拡大を受け、Googleマップ上でテイクアウトやデリバリーを行っている店を表示させるように対策してくれています。
利用者も非常に多いGoogleマップに無料で表示出来る訳ですから、これをやらない手はないです。小店もGoogleマップ経由で来店いただいたケースが幾つか有ります。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響を受けている飲食店(Google マイビジネス )
宅配・デリバリー初期費用助成金を検討する
東京都や千葉市・神戸市では宅配・デリバリー初期費用助成金などが用意されているようです。皆さんも地元の都道府県、市町村にて同様の施策が行われていないか事前に調べてみましょう。東京都中小企業振興公社の方はテイクアウト向けにも活用出来、販促費も支援してくれるのがありがたいですね。
業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策)事業(公益財団法人東京都中小企業振興公社)
飲食店のデリバリー対応支援事業(千葉市飲食宅配代行業者利用支援補助金)のご案内
SNSやローカルメディアの活用
それ以外に自社のWebサイトやSNSを活用して、周知を拡げる施策を行っておりますが、こういった状況下ですと新聞の折込チラシや地域コミュニティ誌、地域密着型サイトなどローカルメディアの集客力も見逃せません。今回のコロナ禍を受け、地域のテイクアウト店などを取り上げるローカルメディアも多数立ち上がっているようですので、ご自分の地域でそのようなサービスが無いか調べて、掲載をお願いする事も重要だと思います。掲載をお願いする際に備えてメニュー表やお店の画像、料理の画像など事前に準備をしておくと良いでしょう。
販売形態の確認
また、同時に販売形態についても予め検討しておくと良いでしょう。店先にテーブルを並べて料理を並べられるのか?あるいは店前の道路が広く、一定時間お客様が停車しても問題が無いのであれば、「ドライブスルー形式」の導入も検討しても良いかもしれません。小店は駐車場を有しておりますので、お客様に乗車いただいたまま料理を受けわたすドライブスルー形式を取り入れて好評を頂いております。
また、梱包なども持ち運びやすくする工夫などが必要となるでしょう。
支払い方法の確認
前項でドライブスルー形式を紹介しましたが、こんな時期ですので従業員との接触機会を限りなく減らしたいというお客様も一定数いらっしゃいます。現金でのお支払いについては窓までキャッシュトレーを持っていって受け渡しを行っておりますが、幸い小店では消費税増税時にAirpayを導入して、電子マネーなどのキャッシュレス決済にも対応しておりましたので、希望者の方にはキャッシュレスにてお支払いを頂いております。これもお客様には好評ですので、この機会に導入を検討して見ても良いのでは無いでしょうか?
カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービスUber Eatsや楽天デリバリー、出前館やmenuなどの各サービスの比較検討は次ページにて紹介します。
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