富士山噴火に備えておきたい事まとめ2/3

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富士山噴火に備えておきたい事まとめ1の続きです。

仮に富士山が噴火した場合、どのような被害が想定されるのでしょうか?
前回も紹介した富士山火山防災協議会作成のハザードマップによりますと

溶岩流ー高熱の溶岩が斜面を流れ、家や道路を埋め近くの木々を燃やします。流れの速さは人が歩く程度なので、余裕を持って逃げることができます。

土石流ー山の斜面に火山灰が厚く積もると、雨で流れて土石流となります。特に厚さ10センチメートル以上積もる地域では、何回も土石流が起こることがあります。人が走るよりも速く流れるので、降雨時は注意が必要です。

火砕流ー高温の岩石・火山灰・火山ガスの混合物が斜面を高速で流れ下り、巻き込まれると志望する場合があります。自動車より速く流れるので、早めに避難する必要があります。

岩屑なだれー山の一部が崩れて大きなかたまりとなって雪崩のように高速で流れてきます。約2500年前に富士山東側の御殿場方面に崩れたことや、さらに昔にも複数回あったことがわかっています。広域に被害が及ぶので、危険性が高まった場合には、早めの避難が必要です。

噴石ー噴火時に加工から放り飛ばされる直径数センチ以上の岩の破片や軽石を噴石という。とくに風下では、マップに着色されていない範囲でも噴石への注意が必要。降灰や噴石が多いときは丈夫な建物内にいましょう。やむを得ず外出する場合はヘルメットを着用して十分に注意して行動しましょう。

融雪型火山泥流ー雪が積もっている季節に噴火が始まると、火砕流などの高温の岩で雪が溶けて、斜面の土砂を取り込んで高速で流れ下ります。おもに谷底など低いところを流れますが、あふれて拡がることもあります。山頂付近から一気に流れ下るので早めの避難が必要です。

上記以外にも空振水蒸気爆発津波などいくつかの注意が必要なようです。

また、東日本大震災で突きつけられたように被害の規模は人智を超えてやってくる場合もありますので、
うえで示した被害規模以上の事も想定する必要がありそうです。

これまでにご紹介した情報を踏まえて、噴火直後にどのように対応するべきかですが富士宮市の制作した
ハザードマップを参考にさせて頂きました。



  • 気象庁が発表する火山情報に注意しましょう。
  • デマや噂にまどわされないようにしましょう。
  • テレビやラジオの情報、市のよびかけに注意しましょう。
  • 避難勧告の指示があった場合には従いましょう。

更に個人的に追加させて頂くと

  • 普段から家族間で防災について話し合い意識を高めましょう
  • 降灰の可能性があるので自宅を密閉しましょう。
  • テレビやラジオ・インターネットで情報収集出来ないお年寄りに声がけをしましょう。

これ以外にも思い当たる事があれば教えて下さいね。

富士山噴火に備えておきたい事まとめ3へ続く

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